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ビジネス書・相場関係書に関するファンドマネージャーの備忘的メモ

2019-05-01から1ヶ月間の記事一覧

大本営参謀の情報戦記【☆☆☆】

筆者の堀栄三氏は、情報分析で米軍の進行パターンを的確に予測したとして有名な人物。 これは、自らの回顧録として作成した本。 情報収拾とそこからの判断をいかに行うかについて、経験を元に説明している。 とにかく一言一言に含蓄がある。

生き残りのディーリング 矢口新【☆☆☆】

証券会社を渡り歩いた筆者によるディーリング哲学を伝える本。 投資ではなく投機のご作法だが、投資をする上でも必要な考え方も多い。 負けが込むと人は本を読みたくなるが、まさにその時に読むべき本。 「ショートが溜まっている」という言葉の意味合い、説…

知ってるつもり 無知の科学 【☆☆☆】

あなたの考えは本当にあなたのものでしょうか? ヒトの思考とは何かを考えさせられる 本の表紙はイマイチながらも内容はとても面白い 今年一番よかった本

最強のデータ分析組織 河本薫【☆☆】

普通の日本の会社がどのようにデータ分析をものにしたのか ビッグデータ、機械学習への取り組み姿勢を考えさせられる本 流行りに乗って、言葉だけ踊っても何も残らない

パーパス・マネジメント 丹羽真里【☆】

社員が幸せならば企業は成長できる(逆ではない) あなたの会社はすでに古いんです 夢のような社会がもうすぐそこまで来ているのです

外資系コンサルの知的生産術 山口 周【☆☆】

『思考の技術』を教える巷の本では知的生産性は高まらない 「情報をどう集めるか」など『行動の技術』を習得することが重要でそれをまとめた本 さすがコンサル、象徴的事例が豊富で読みやすい、小ネタ集めができる​