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ビジネス書・相場関係書に関するファンドマネージャーの備忘的メモ

2019-06-01から1ヶ月間の記事一覧

ゴールドマン・サックスM&A戦記【☆】

ゴールドマンのM&Aアドバイザリー部門を率いた著者が書いた自伝的本。 NTTドコモのPHS事業再編から始まり、日産自動車とルノー、中外製薬とロッシュ、NKKと川崎製鉄など、錚々たる顔ぶれのM&A内幕を書いたもの。

China2049【☆☆】

米国の対中政策の一線を担っていた著者による渾身作。 「自分は間違っていた」と告白した上で、中国による「100年マラソン」戦略を説明したもの。 トランプ大統領の対中政策の重要な助言者ともされている。

賢明なる投資家【☆☆】

言わずと知れた、ウォーレン・バフェットも勧めるバリュー投資の古典的名著。 巻末にあるバフォット自筆の文章を読むだけでも価値がある。

デジタル経済と税【☆☆】

税の専門家により足元の税の課題に関してまとめたもの。 題名の通り、デジタル経済における税の問題を整理している。 これ1冊読んでおけば、とりあえず足元の税の問題についてアップデートができる。

マーケットの魔術師【☆☆】

様々なスタイルで活躍しているトレーダー達の言葉が集められている本。 インタビュー形式で進められており、冗長に感じる人もいるかもしれないが、ハッとする言葉も織り込まれており、読む度に心にフックする言葉が変わる名著。